こんにちは。4児の母、よんママです。
13年のブランクを経て、今はパートで訪問看護師として、ゆるりと働いています。
今回は、ブランクあっても、看護師に復帰できる理由と、復帰する前に準備しておくべき3つのことを解説いたします。
復帰にむけて準備するべきことがわかり、復帰に対して前向きに考えられるようにお伝えします。
ブランクが長くて色々不安だわ〜準備しておいたらいいことあれば、教えてほしいな。
私の経験をもとに、ひとつひとつわかりやすく説明していきますね!
ブランクナースに多い悩み・不安とは
- ブランク長いし、仕事の業務内容についていけるかな…
- 復帰後生活スタイルの変化に対応できるか心配…
- 今からしておいたらいい準備を教えて!
ブランクがあり、仕事の業務内容についていけるか
ブランクが長ければ長くなるほど、「今の医療の進歩についていけるか不安」と感じますよね。
医療の現場では、日々進化し続けているので、最新の医療に関する知識・技術についていけるか不安になります。
また昔は紙のカルテだったが、今は多くが電子カルテです。
数年前では標準とされていた処置や、考え方が古いものになっているなどの変化があります。
そして自分の看護師としての技術が低下していることも、不安ですね。
私は、医療技術面での不安が一番大きかったです。。
復帰後の生活スタイルの変化に対応できるか
復帰にあたっては、ご家族とよく話し合ってください。
これまではあなたが主に家の事や育児をされていたと思います。
当たり前と思われていた家での役割を、見直していきましょう。
いきなりは難しくても、少しずつ協力してもらえるように。家事や育児の協力があると心強いですよね。
そして子供が体調を崩した時などの緊急時の対応も話しあっておきましょう。
私は、平日子供が学校でいない間で、まずは3時間パートで働こうと考えました。
今の生活が大きく変わることはありませんが、家族と事前に話し合ったことで、気持ちが軽くなり、復帰を前向きに考えられました。
そしてやってみないとわからない事も多いので、初めは無理がかからない範囲での働き方をおすすめします。
少し余裕があるくらいの勤務時間からスタートするのがいいでしょう。
時間や仕事内容など、具体的に働き方を想定しておくのが大切です。
復職先の職場の理解が得れるか
復帰先の職場の理解を得ることも必要です。
職場を探すときは、子育てママ歓迎、ブランクOK、の職場を選ぶこともひとつポイントです。
また面接の際、育児中であればその旨を話し、急なお休みの可能性があること。
そして子供の行事でお休みする機会があることなど正直に伝えします。
育児に理解のある職場、またママさんが多く働く職場で働くことをおすすめします。
ブランクがあっても大丈夫な理由
- 今の昔も看護師不足。
- ブランクのある看護師を積極的に希望する職場が増加。
- スキマ時間や短時間勤務など、働き方が様々。
- 復職をサポートする無料のセミナーが充実している。
看護師は今も昔もやっぱり看護師不足なんです。
看護師は、専門性の高い職業である上に、働き方が過酷のイメージがあります。
確かに今も夜勤と日勤との業務で過酷な職場もあります。
しかし最近では、ブランクがある看護師を積極的に希望する職場も増えています。
そして働き方も様々です。
今は家庭、子育てを優先し、スキマ時間にちょっぴりだけOKという求人もたくさんあります。
また復職をサポートする無料のセミナーや支援など充実していて、丁寧に教えてくれます。
ブランクを埋めるために準備しておくこと
- 看護師の復職支援セミナーに行ってみよう
- 自分にあう職場や働き方を考えよう
- スキマ時間を利用して勉強しよう
看護師の復職支援セミナーに行ってみよう
各都道府県のナースセンターで「復職支援セミナー」を実施してます。
このセミナーでは、下記などの基本を無料で学ぶことができます。
- 採血・注射
- バイタルチェック
- 医療機器などの操作方法
- 感染予防
- 清潔ケア
自信をつけるために利用するといいですよ。
そして同じ境遇の方と出会うことも嬉しいポイントです。
悩みや不安なことなど共有することで、自分一人ではないことがわかり安心します。
詳しい情報を知りたい方は、eナースセンターの公式サイト、こちらをクリックしてください。
私は支援センターを利用して、看護技術の感覚を取り戻すことができました!
自分に合う職場や働き方を考えよう
あなたの希望の働き方は?
土日休みの仕事がいいな。
急な休みにも対応してもらいたい。
短時間勤務から始めたいな
仕事のサポート体制が整っている職場がいいな。
ママさんが多く働いてる職場がいい。
医療技術の少ないところを希望。
ブランクを乗り越えスムーズに復帰する上で、自分に合った働き方ができるかどうかは大きなポイントです。
そのため、今からどんな職場がいいかな?どのくらいの時間働けるかな?など考えておくといいです。
やりたいことや働きたい場所があっても、今のスキルや生活スタイルに合わない職場を選んでしまうと、辛くなってしまいます。
職場とのミスマッチが起きないためにも、よく考えてリサーチすることが必要です。
ナースセンターや転職支援サイトをうまく利用して、就職について相談できる環境を整えておくことも大切です。
スキマ時間を利用して勉強しよう
専門書や日本看護協会から出ている通信講座など、スキマ時間に自宅でできる勉強を今から少しずつ始めましょう。
悩みの多くが「最新の医療技術についていけるか不安」という声が多いです。
その不安を穴埋めするには、勉強することは大切です。
私の経験談
実際に仕事に復帰してみた感想は、やっぱり最初慣れるまでは毎日が大変でした。
だけど充実して楽しい!という気持ちがあります。
しかし、まだまだ看護師としての自信はありません…
それでも目の前の患者様が喜んでいただけてる姿を見ると、お役にたてているという実感が湧きうれしいです。
復帰前に不安なことを一つ一つ洗い出し、準備したことで心に余裕ができたのだと思います。
復帰した今は、子育てとの両立がうまくいき、バランスのいい生活が送れています!
長い間専業主婦だった私にとっては、月8万の収入は今の暮らしに、潤いをもたらせてくれてます。
まとめ
この記事を見てくださる方には、復帰したい気持ちはあるけど、復帰後の生活を色々考えるとやっぱり無理なんじゃないかと思い、一歩踏み出せずにいる方もいるかと思います。
私も同じ気持ちでなかなか踏み出せず、復帰までに13年かかりました。このまま専業主婦でいいんじゃないかという思いもありました。しかし、これから子供にお金がかかり将来の不安があること、そして看護師の仕事をもう一度したい気持ちが、私の背中を押しました。
今ある不安な気持ちに向き合い、できることを少しずつ準備し行動していきましょう。
そうすればきっと不安が和らぎ、復帰を前向きに考えられるようになります。
勇気を出して一歩踏み出しましょう!!